チャート分析 PR

ふるい落としの押し目

デイトレードでは、押し目、戻りを待ってからエントリーする事が大切です。いつも伝えている事ですが、儲けたい気持ちがあると、押し目や戻りを待たずにエントリーしてしまいます。

直近のユーロ円30分足を見てみます。

①②③④と、全て押し目をつけてから更新しています。

かりに、チャート分析の結果、ロング目線だとします。しかし、押し目を待たずにロングすると、損切りすることになります。目線は合っていても、儲けたい気持ちが強すぎると、「タイミングをおろそかにする」ので、注意が必要です。

ここ数日間のデイトレードで、私の敗因はまさにこの点です。「押し目を待てずに早期エントリーしいて高値掴み」というパターンです。損益については、ブログをお読みください。私がトレードしたのは、昨日だとオージードル、ポンドドルですが、ユーロ円をしっかり見ておけば良かったと後悔しています。

押し目をつけてから高値更新する形は、ユーロ円が一番分かりやすいです。特に、上記チャートの④は、押し目が22時前後と、ニューヨークタイムです。この時間にトレードしているなら、押し目をつけてから上げたという事実を覚えておきたいです。

押し目や戻りを付けるのは、相場をけん引している投機筋が「ふるい落とし」をするからです。ちょっと上げて「ちょうちんを付け」、そのちょうちんを振るい落とし、損切りさせてから「さらに安い価格で」買いに走ります。ヘッジファンドの常とう手段です。これが「N波動」になるということです。

デイトレードでは、押し目や戻りを待つように心がけたいと思います。