トレンド相場では、ここを抜けたらトレンドが否定されるっていうネックラインを、最初に見つけるようにしています。
次のチャートは、ポンドオージーの先月12月の1時間足です。
AからFまでネックラインを引いてますが、下降トレンド中は、たとえば戻しても重要なネックラインは上抜けてきません。特に、前日の高値を超えることが無いです。トレンドの種類にもよるのですが、デイトレードの場合はパーフェクトオーダーになっているとき、とりあえずトレンド方向へポジションを取るようにすると良いと思います。
基本は、
①200EMAが上向きで、ローソク足が200EMAより上ならロングのみ
②200EMAが下向きで、ローソク足が200EMAより下ならショートのみ
③200EMAが水平なら何もしない
という見方が一番シンプルです。基準とするローソク足は、私は15分足です。上記1時間足チャートの、DE間のレンジ幅を15分足で見てみましょう。
白の四角の部分、200EMAは水平です。3本の移動平均線が収束し、ローソク足も200EMAを挟んで上下動しているだけです。レンジですね。どの通貨ペアでも同じことがいえますが、たとえば今日トレードしようとして、このレンジの部分だとしたら、上下に振り回されるだけです。トレードしないと利益が出ないからといって、上下どちらかにブレイクすることを期待してポジションを取ろうとするは危険です。もちろん、レンジを想定してトレードするのは良いです。その日の相場環境をよく見るということでしょうか。
トレード回数だけが多くなって、損切りが多いという方は見直してみてください。