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レンジ相場の環境(3本のEMA)

相場には、「トレンド相場」と「レンジ相場」があります。

レンジ相場の時は、デイトレードポジションを持っても勝てませんが、スキャルピングの逆張りなら勝てます。トレンド相場の時は、デイトレードポジションは利が伸びますが、逆張りスキャルピングではタイミングを間違えれば負けます。相場により、見方、やり方をかえるのは必須ですね。

では、昨日のレンジ相場を見てみます。ユーロ円15分足で、四角の箇所は昨日の時間帯でレンジ相場です。

3本のEMAが収束しています。EMAの間にローソク足が挟まっているときは、方向感がなくもみ合いとなります。結果的にそうなっているのではなく、アジア時間に気付くべきなのです。アジア時間に気付くためには、先週からの流れを見ていないと分からないです。

つまり、継続的にチャートを見ているかどうか、です。月曜日だけチャートを見てもわからないでしょう。しかし、先週から見ていれば分かります。週末のマーケットクローズでは、200EMAの上にあったローソク足が、200EMAの下に来てますね。そして、ギャップアップです。

ギャップダウンなら、全く別の相場になっていたと思います。しかし、先週クローズまで上げてクローズ前に下げて、マーケットオープンで上げているので、相場は迷っている状態です。それに加え、EMAの傾きを考慮すると、レンジ相場を想定しなければなりません。

チャートは継続的に、分析してください。特に、週末に相場が動いていない時に分析するのは、冷静にできるのでお勧めです。