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トランプリスクの影響

トランプ大統領がロシアとの会談で機密情報を漏らしたとされています。トランプ大統領は開き直ってるようです。大統領には絶対的な権利がありますので直接的に政権が揺るぐ事はないでしょうが、米国民や議会の信頼を失う事につながります。FBI長官の解任もあり、税制改革など進めるのが困難になると、トランプリスクとなりドルは売られます。少し前は、ファンダメンタル的に次のように考えていました。

大規模な税制改革が実現すればドル円は上昇、
実現しなければ下降、

時間はかかっても実現するでしょうから、中長期的に上昇ではないかと。ただ、ここにきて上述したような問題がでてきました。他に材料が無い中でトランプリスクが取りざたされると、ドルや米国株が下落するでしょうか。中長期上昇トレンドにしても、一筋縄では上がらないですね。チャートを見てみます。4時間足です。

112.00円~112.20円が水平のサポートライン、上記画像には引いていませんが、チャートの最安値から最高値にフィボナッチを引くと、112.00円が38.2%にあたります。また、ヘッド&ショルダーズのネックラインが112.00円~112.20円あたりです。ダブルトップで左側のショルダーがキレイに形成されていますね。という事は右側のショルダー(現在形成中です)もテクニカル的に意識される可能性が高いでしょう。

これらをふまえると、下側は白の水平ラインが強いネックラインになります。根拠が2つ以上重なる箇所は節目になるのでおさえておきたいです。200EMAがネックラインより上にいくか、下になるかがこの先のポイントになりそうです。ローソク足がネックラインを下抜けて安値を切り下げると、25EMA・75EMAが上から追いかけてきます。昨日の相場を見ていると、要所要所では止まっているので、動けばスキャルピングでガンガントレードしていきたい相場に感じています。