昨日は大きく動きました。
まず夕方から動き始めて気をつけたポイントは、なぜ動き始めたかです。ファンダメンタルズを確認し、ニュースをくまなくチェックしました。動くには理由があるので、必ず確認します。動いた原因により、今日この後にどんな可能性があるのか想定します。
一番まずいのは、大暴落や大暴騰で逆張りして大損ですよね。この可能性がどの程度あるかを探ります。大した内容でなければその後も普通にエントリーです。いつも当たる訳じゃないですけど、備える事をしっかり行なえば大損の確率は低くなります。サインが出ました、エントリーしました、負けました、勝てませんでは一生勝てませんね。
昨日の場合、大きな材料で動いたわけではなかったので、10分間の値幅が50pipsを簡単に超える可能性は低いな、と考えていました。50pips超えたらチャンス位の捉えです。あとはその時の値動き次第です。
さて、昨日特徴的だった相場を紹介させて頂きます。
ユーロ円の21:30ですが、画像をご覧下さい。
130.16円は年初来安値で、ここを抜けたときに30pips下落しています。ストップロスを巻き込んだ時と同じ 動きですね。もし事前確認していれば、大きなチャンスになります。知らなければ危ないポイントです。そして、下落した後はV字回復が見込めるポイントでもあります。昨日のユーロ円の場合、この節目を抜けたらかなりの達成感がありました。
相場は達成感があると、一気に反転したりします。1分足なら即反転です。何が達成感かを見てみましょう。画像をご覧下さい。15分足です。
実は、5時間くらいかけて170pipsも下落していたのです。130.16円にくるまでに、かなりの労力を使っていますよね。そしてようやく下抜けです。これだけ下げて年初来安値を更新すれば、達成感はあるでしょう。これが、時間もかけず値幅も既に年初来安値付近にいたとかであれば、達成感という意味では、今回よりも少ないと思います。
どこに節目(ストップロスや高値・安値)があるか、そしてそこに到達するまでの「経緯」まで確認していれば、勝率が半分以下になるとは考えにくいですね。負ける要素を排除していけば、勝つべくして勝てます。