ネックラインが引けたら、それを基準にしてデイトレードします。斜めのラインよりも水平ラインが引けると、チャートが見やすく、判断しやすいです。

ただ、ネックライン1本が引けたからといって、簡単にトレードできるわけではありません。プライスがその水平ラインにぶつかったとき、2つの期待をしてしまうからです。

①ネックラインで反発する
②ネックラインを抜ける

下記は1時間足です。
ネックライン1・2・3があります。下降トレンドなので、これらのネックラインにぶつかったとき、①の期待ならロングを、②ならショートしたくなります。ただ、結局上下どちらにいくかは、水平ラインだけでは分かりません。

Aの箇所を、15分足で見てみましょう。

最初はネックラインで反発しています。そのあとは、下抜けしたと思ったら再びネックラインを上抜け。最後は下抜けしています。ネックライン付近では、反発したり下抜けしたり、値動きに決まった規則性はありません。毎回値動きは違いますね。ですから、ネックラインに近づいたとき、期待だけでエントリーしても、期待値の高いトレードはできません。

水平ラインが引けたことと、エントリーする根拠があることは別だからです。

では、どうするかというと、エントリーしないという判断をします。もちろん根拠があればエントリーしてもいいのですが、「ネックラインに近づいたから反発する」「ネックラインを下抜けするだろう」といった、期待だけでエントリーしないということです。

トレードが難しい点の一つに、手持無沙汰になると、何かトレードしたくなることです。無駄なトレードを招き、期待だけで入ってしまうのです。ネックラインに近づいただけでは、エントリーせず我慢する。エントリーは、ネックラインにぶつかって結果が出てから考えるようにします。

トレード回数は減りますが、これを徹底するだけでも、無駄なトレードは減らせると思います。トレード回数を増やすよりも、回数は少なくても期待値の高いトレードをする意識をしています。1回のトレードを厳選しても、年間にしたらそれなりの回数はこなせます。

トレードチャンスを逃したくない気持ちもありますが、エントリーしないことも大切な判断です。期待だけでポジションを取らず、根拠がそろうまで待つようにしています。

※具体的にどこからエントリーするかは、次の記事で書きます。