介入がないとボラティリティが低いですね。スキャルピングには少し厳しい相場が続いています。

一方、デイトレードは、トレンドが発生しているときにトレンドフォローするだけです。あらかじめ、トレンドが発生しているかどうかは、定点観測のチャート分析で事足ります。チャートに張り付いて、トレンド発生の瞬間を待つ必要はありません。

そして、何かしらのラインを引き、「それをブレイクしたらトレンドフォローする」と決めておけば、とてもシンプルなデイトレードが可能です。今回は、「カウンタートレンドライン」を見てみます。次のチャートはポンドオージー15分足です。

①から④まで、4本のカウンタートレンドラインを引きました。これは、トレンドとは逆方向(カウンター)のトレンドラインです。つまり、上昇トレンドならラインの角度は右肩下がりになり、それを上にブレイクするとトレンド回帰の可能性が高まります。

トレンドラインが大きなトレンドの流れを表すとしたら、カウンタートレンドラインは、小休止のときの高値切り下げを表します。小休止のときだけしか使わないので、ラインは短くなります。

矢印は、それをブレイクした箇所です。
高値をいくつか切り下げたときに引けるので、小休止のチャートがある程度形成されたときにしか引けません。逆に、もみ合いが長くなり、カウンタートレンドラインが引けるということは、次にトレンド回帰する可能性が高まります。ABCDのようなブレイクで、トレンドフォローができます。

①から④は、ブレイクした後のトレンドの出方や値幅などの違いはあるにしても、すべてトレンド回帰しています。

なお、①から④のラインはすべて同じ角度です。同じトレンドでは、同じ角度で引けることがあり、トレンド回帰の場所をピンポイントで見つけやすいです。そうすると、トレンドフォローそのものはとても簡単で、疲れないチャート分析です。

ちなみに、この上昇トレンドを4時間足で見ると、次のチャートのAの箇所になります。

トレンドがしばらく続くときは、トレンドと小休止を何度も繰り返すので、小休止になったらカウンタートレンドラインを引くと良いでしょう。

今回はAの部分を15分足で見ましたが、Aの前にある下降トレンドでも、何本もカウンタートレンドラインが引けます。日々のトレードでは、なにかとエントリーしたくなり複雑なチャート分析をしてしまうことがあるのではないでしょうか。もし、トレンド発生時の小休止なら、カウンタートレンドラインを引くだけでトレードできます。

このラインは忘れがちですが、とても有効な引き方です。作法を忘れないようにすれば、ブレイクポイントを見逃さずに捉えられます。1本引くだけですからとても簡単です。ぜひ活用してみてください。