ポンドドルが下げています。
先週の雇用統計でドル買いになり、2024年の安値1.2300を日足陰線で明確に下抜けてきました。ネックラインは1.2300です。
ポンドドルは、4か月足らずで1200pipsの下落。相場は思っている以上に動くものと実感します。こういうチャートで値幅を計算すると、いつも「利食いは伸ばす、損切りは早く」が大切であり、これをやればトレードでは勝てると再認識することになります。目線が合った時に、それが否定されるまで回転トレードをしつこい位にやることでしょうか。実践は難しいのですが。
さて、トレードを始める前は次の2つを意識します。
①ストップロスのチェック
②ネックラインを見つけておく
これをやってからトレードをスタートします。上記日足のネックラインは、木曜日に下抜けるとき、ストップロスがありました(金曜日の雇用統計の1日前に一回下抜けています)。2024年の安値ですから、安値付近がサポートラインになるのは当然でしょう。
ストップロスが1.2320ですから、1分足だと次のようなサポート帯になっていました。
日足のネックラインは、1分足と同じ青いサポート帯です。木曜日はこれを認識したうえでスキャルピングしています(もう少し自信を持てばよかったと反省はしています)。先週ポンドドルを久しぶりにスキャルピングしましたが、ストップロスとネックラインを見つけておくとトレードしやすいです。
スキャルピングよりも時間軸が長いデイトレードも同じです。テクニカルを根拠とした自信のあるネックラインがあると、一貫性のあるトレードになるので損切りも利食いも迷いなくできます。どの通貨ペアでも、自身の相場観ではなく、頼りになるテクニカル根拠を見つけた上でトレードしたいです。
さて、ポンドドルは、1.2000を割れなければいったん反発するのかなと考えています。現値からちょうど200pips下です。下げ材料のファンダメンタルが解消されると、爆上げするのもポンドです。ストップとネックラインを毎日見つけ、根拠あるトレードを毎日行ないたいです。