チャート分析 PR

チャート分析|ドル円は4度目の下値

ドル円のチャート分析をしておきます。長期トレンドをしっかり把握しておくと、日々のトレードで何をするにしても、長期目線を土台に戦略を立てられます。目安となる軸があるので、トレードがかなり楽になります。長期の目線がよくわからない通貨ペアでスキャルピングやデイトレードしても、行き当たりばったりになりがちです。

トレンドが発生していて、レジスタンスやサポートなどのネックラインが引ける通貨ペアが、トレードに向いています。

まず、日足です。
4月に140円を一瞬だけ割れてから、戻りの形もだいぶ形成されました。カウンタートレンドラインが引けるまでになり、Aを下抜けると下降トレンド回帰になりそうです。高値に切り下げも規則的で、テクニカルでトレードしやすい印象です。

週足を見ると、140.00円が強いサポートラインになっています。3回目の反発があり、次に下抜けトライすると4回目ですから、下抜ける確率が上がります。これを頭に入れて、日々の短い時間軸でトレードします。

上下動しながらも、140.00円に向けて下げていく目線です。常にこれを軸にして、下がればイメージ通り、上がれば戻りかトレンド終焉かになります。目線通りに下がればエントリーしやすく、上がった時はどんな上げ方をするかイメージできません。ですから、入るならショートの戦略です。

次に短い時間軸の5分足です。すでに上記の前提があるので、短い時間軸のチャート分析は簡単です。上がるなら入らない、下がるならどこでエントリーするかタイミングをはかるだけです。

前日の3市場の高値と安値はチェックし、どこが意識されそうかを見ておきます。

相場のイメージは、当たるかどうかは半々です。マーケットからすると、一個人のテクニカル分析など全くあてになりません。ですから、正確に分析するというより、エントリーするために自分だけの根拠を作るだけです。そうすれば、一貫性のあるトレードはできます。

チャート分析は、マーケットを予測するためではなく、トレードするために行なうものです。自らのお金を賭けるトレーダーということでしょう。分析が下手でも勝てればよく、その逆でもいけません。