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戻り相場一服

昨日は、アメリカの新規失業保険申請の件数に驚きましたね。その数は、なんと328万件です。これまで、20万件前後で推移してきて、リーマンショックでも60万件台でした。今後は、ウィルスの感染が収束してきたとしても、実体経済への影響が、各国の経済指標の数値でどう変化するのか、マーケットは織り込んでいないでしょう。極端に悪い数値だと、リスクオフ相場になるかもしれません。

今日は週末ですが、2営業日あとは、「年度末、四半期末」になります。機関投資家にとって重要な日です。今日から3営業日のロンドンフィックスは大荒れの可能性もあるので注意したいと思います。すでに、今週のロンドンフィックスは、ポンドが大きく動いていますので、おそらく今日から3営業日も動くでしょう。今日は25時がフィックスの時間ですが、来週から欧州はサマータイムなので、24時がロンドンフィックスです。時間を間違えないようにしましょう。

ただ、ドル円を除く主要通貨のドルストレートは、戻り相場が一服しています。ポンドドル、オージードル、ユーロドルを4時間足で見ると、全て「半値戻し」となっています。

ポンドドル4時間足

オージードル4時間足

ユーロドル4時間足

ここからどっちに向かうかは、全く分かりません。トレンドが発生している最中でもないので、月末に向けてはポジションがとりにくい気がします。4月に入ってから、トレンドが発生した方向へトレンドフォローをしていくイメージを持っています。