チャート分析 PR

上昇トレンドは安値も重要

先週はイベントが多かったですが、今週は特に材料がありません。株価は上がり続けてリスクオンの雰囲気ですが、為替市場は、ドル円が高値更新した位ですね。日経が高値更新めざしてくると、ドル円も上げるかもしれませんね。109.50を上抜けると、中長期的には112円台まで伸びしろはあります。

昨日は、ニューヨークタイムにブレイクしましたね。109.30円と109.50円にストップがあったのですが、昨日のアジアタイムに1回安値を更新していたのがポイントでしょうか。

30分足を見てください。

じりじりと高値を更新してくると、どこで反落するのか分かりません。

しかし、昨日のように安値を更新した直後に高値を更新したので、Y波動でした。Y波動は、「下→上→下」もしくは「上→下→上」と揺れる値動きです。一方向へ進むことは無く、ボラティリティが高くても反転します。

昨日の場合、安値更新した直後に高値更新しましたが、高値側には、109.30円と109.50円のストップがありました。Y波動だけでは反落するか分かりませんが、ストップが強いレジスタンスラインになるので、反落する根拠が2つになります。

レジスタンスラインで反落するかどうか、高値側だけで判断するのではなく、安値側を見ることがポイントです。プライスが上昇していると、ローソク足の高値側だけ見たくなりますが、上昇している時こそ、安値側を見るように意識しています。

自信が持てない時は、エントリーしない日が何日か続いてもいいと思います。ただし、トレードしている(チャートを見ている)ことが前提です。売買することだけがトレードではありません。相場は、週が変わると、天気と同じでコロッと雰囲気が変わります。土日を挟むだけで、荒れていた相場が嘘のように静かになりますし、その逆もあります。

ポンドの大荒れ相場が終わり、12月上旬に向けた相場が展開しています。今年も、クリスマス相場と英国の総選挙を考えると、実質相場が動くのは、あと5週間くらいですね。悔いが残らないよう、トレード時間はしっかり取りたいと思います。