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チャート分析|雇用統計後のドル円

先週の金曜日で、今月の雇用統計が終わりました。イベントを次々とこなし、止まることなく相場は動いていますね。さて、雇用統計が終わったニューヨーククローズ時のドル円で、トレンドの再確認をしましょう。

日足です。

きれいなチャネルラインが引けます。
2月と6月で、同じ波の暴落ですね。6/24の国民投票の下ヒゲが、一時的なものなのか気になるチャートです。このヒゲが最安値となり、上昇トレンドになる可能性も考えられます。では、ラインチャートで見てみます。

6/24の終値よりも、先週のクローズ価格の方が、明らかに下ですね。雇用統計をこなしても、クローズ価格が国民投票の日の終値よりも、明確に下落です。つまり、下降トレンドに拍車をかけたまま、週明けスタートになります。

来週は、チャネルラインの下限タッチ付近からスタートするので、ここで反発するのか、下に抜けるのか、要チェックの環境です。上昇した場合、一時的な戻りの可能性が極めて高いです。ある価格帯を越えなければ、上昇トレンドとは言えません。その価格帯は、103.50円です。

国民投票の値動きをみて、レンジ幅を100.00円~103.50円の間で想定していましたが、現在がまさにこの最中ですね。4時間足で見ると、分かりやすいです。

6/24を境に、103.50円がロールリバーサルしていることが分かります。典型的な値動きですね。Nの字で進んでいます。現在も機能しているので、大局の相場環境はしっかりと把握しておきましょう。チャート分析は、その日限りで終わりではなく、しばらくしてから役に立ちます。翌日の相場で、見落としが無いように今日しっかり行ないます。今日分析した結果は、翌日以降に必ず役に立ちます。

逆に、ある1日チャート分析を怠ると、ぽっかりと穴があいたように、翌日以降の目線が定まらず、しばらく勝てなくなります。穴が開いた1日をうめるまで、10日間かかれば、その10日間は納得のいく成績は出せないでしょう。穴が開いた時の相場が変わるとか、トレンドが終了するまで、目線が外れます。しっかりと分析すれば、今日も明日も明後日も、なるべくして勝てます。

勝ち続けるとは、決してまぐれではありません。勝てる人はずっと勝てる、勝てない人はずっと勝てない、こうなるのは当然です。たった少しのチャート分析が、本当に大きな差となります。妥協せず、時間を割いて取り組みたいですね。