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ユーロドル|1分足トレンドの違い

昨日のEUR/USDも上昇しました。
トレードは37万円の利益が出て今月プラ転したので、ちょっと安心しました。3連敗にしてはいたって冷静で、普通にトレードできました。スキャルだと連敗はほとんど無いと思っているので、焦るか冷静になるかどちらかの選択肢です。私ももっと経験値を上げていきたいです。

さて今回は、昨日と一昨日の1分足の上げ方について比較してみます。
ユーロ/米ドル1分足です。

左側のチャートが、2日(火)の上昇です。
右側のチャートが昨日3日(水)の上昇です。

まず、「トレンドが継続した時間」と「トレンドの角度」に注目したいです。

《左側》
時間はたったの20分。
トレンドというより、一時的な急騰です。
押し目を付けている時間が短い。

《右側》
時間は90分。
一時的な急騰ではなく、しっかりとした上昇トレンドです。
押し目を付けている時間が長い。

同じ上昇とはいえ、「トレンドの種類」が全く異なる事が分かりますね。一昨日のような大暴騰があると、それがトラウマになったり、また第五ゾーン抜けて暴騰するのではないか、という考えになっていませんでしょうか。だから、しばらく怖くてエントリーできないという観念にとらわれてしまいます。

たった一つの短期トレンドで負けただけで、他の異なるトレンドに手を出せなくなるのはトレーダーとしては失格です。似て非なるトレンドはこの先常に発生します。同じような負け方をしない、というのは正しいと思います。

では、何をするのか。どうすればトレンドの違いが渦中で分かるのか。まずは初動を見る事、そして押し目と第2波の値幅を見る事、節目を見る事、短期スキャルなら特にこれが必要です。あとはファンダメンタルズを確認する事、今現在何が相場を動かしているのか考える事、ローソク足の経緯を確認する事、指標も考慮する事、中長期トレンドの押しと戻りポイントを考える事、やる事はいっぱいあります。

トレード開始しました、1分足しか見ていません、待ちに待ってエントリーしました、負けました、これではずっと勝てません。画像のように、トレンドライン1本だけでも分かる事があります。たかが1本のライン、されど1本のラインです。

昨日と一昨日では、全く違う相場であるという事です。一昨日の私のように、冷静さを失って無茶苦茶になるとスキルも分析も今までの経験も何も生きません、ただただ大損するだけです。どんなテクニカル分析も通用しません。人間は感情の生き物なのですね。たった一つの資金管理があだとなり、大損になった訳です。

資金管理って分析でも経験でもないんですね、意識するかしないかです。だから、あらゆる項目を幅広く学ばなければならない、どこかが抜けているといつか負けるのです。しばらく勝ちが続いていると、気が緩んでどこかの項目が抜けます。