一昨日、ECBの金融政策発表、およびラガルド総裁の会見がありました。ユーロドルが下げていますが、「良い売りシグナル」が出ていたようです。私はポンドに気を取られて、残念ながらショートできませんでした。デイトレードするならエントリーしておきたい形なので、紹介します。
ユーロドルがショート目線であることが前提です。1.1100を上抜けできなければ、「下降トレンド回帰するかも」という認識があるからこそ、「ショートしよう」と思えるものです。現状の流れを把握していないのに、下がり始めたらショートするのは無理です。
1時間足を見てください。
木曜日にラガルド総裁の会見があった、Aがポイントでしょうか。会見で1.1100にタッチしましたが、上ヒゲとなって下げています。金融政策発表後に相場の流れが変わる(もしくはトレンドの流れが再度強くなる)可能性があることと、1.1100というネックラインを上抜けできなかったことで、下降トレンド回帰しています。また、移動平均線もパーフェクトオーダーです。
会見後の木曜日に、ショートするのは難しいと思います。理由は、第一波だからです。急反発する可能性もありました。ただ、金曜日は、アジアタイムに戻りをつけて、第二波なので、テクニカル的に「売りシグナル」とみていいでしょう。
15分足を見てください。
Aは、1時間足のAと同じ箇所です。
Bは、パーフェクトオーダーを維持したまま上ヒゲになっています。「下げるならココから」というポイントなので、私としてはお金をかけていい場面だと思います。最初にお伝えしましたが、4日前からショート目線であることが前提です。
第一波よりも、第二波の方がトレードでは勝ちやすいです。そのぶん天底は取れず、利幅は少なくなりますが、全て第一波から狙うと負けが多くなります。そうすると、メンタルが崩れたり、自信がなくなって第二波でエントリーできなくなるなど、余波があります。取り損ねるよりも、負けを減らす方がおすすめです。