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年初は地政学リスク

明けましておめでとうございます。

今年の年末年始は、日の並びが良かったので9連休という方も多かったのではないでしょうか。機関投資家も今日からマーケットへ戻ってくるので、どんな相場が展開するのか、楽しみです。

年末年始は、地政学リスクが出てきてほぼ全面円高となりました。暴落は無かったものの、1月2日の24時~25時はドル円が急落し、驚きました。今朝のオセアニアタイムで、強いサポートラインである107.80円にタッチしました。今日からのポイントは、「この107.80円を割るかどうか」でしょう。年初に、意識すべきネックラインが形成された、と言えます。

日足を見ても、107.80円は一目瞭然です。

アジアタイムで反発していますが、このままレンジに戻りそうなパターンではあります。3ヶ月かけて上げてきたものをわずか5日で帳消しにしているので、勢いはありますね。「上げ100日下げ3日」という相場格言がぴったり当てはまります。

すぐにトレンドが欲しい機関投資家なら、107.80円を割らせて下降トレンドにするしかありません。上昇トレンドにするなら、時間がかかるでしょう。目先のポイントとしては、ニューヨークタイムにレジスタンスを上抜けかどうかでしょうか。下記30分足だと、Bのポイントです。

おそらく、Bはストップロスが設定されています。

108.25円~108.30円あたりでしょうか。パーフェクトオーダーで上下にネックラインがあるので、「トレードしやすい通貨ペア」の部類に入ります。今週は、まずドル円から追っていきたいと思います。

なお、Aは、斜めのラインと水平ラインがぶつかるポイントです。2つのライン(斜めと横)が重なる箇所は、節目となることを思い出してください。反発すべき箇所で反発しているので、テクニカルで動いています。

2020年の最後に、今年は良かったと思えるようモチベーションをキープして頑張っていきましょう。本年も宜しくお願い致します。