強いトレンドが発生すると、3つの節目が目安になります。3つの節目を抜けるか、3つの目の節目で止まるか、です。全てそうなるわけではありませんが、基準にはなります。
昨日のニューヨークタイムで、ドル円が下落しました。3つ目の節目を抜けて、4つ目で止まりました。1分足を見てください。
①②③④の4つのラインがありますが、これが節目です。①の20:50あたりから下降トレンドが出て、④の23:30で止まっています。ニューヨーク時間に下落しています。ダウも日経も大幅下落していたので、つられてドル円もかなり落ちるのではないかと思いました。
4つのラインを、1時間足で見てください。
ドル円は、キレイな上昇トレンドですね。
1時間足で見ると、ネックラインが分かります。②は、左ショルダーなのでショルダーと書いていますが、節目(ネックライン)という認識です。④はトレンドラインです。このトレンドラインが4つ目の節目なので、止まる確率が高いです。
1分足の④で、長い陰線が出て④ネックラインにあたっています。ここが逆張りのポイントでしょう。どこまで下がるか分からないとき、ネックラインにあたる、という根拠に加え、それまでよりもローソク足が長くなると、短期的なセリクラみたいな感じになって反発することが多いです。今回は4つ目の節目なので、さらに確率は高いです。
このトレンドは、じりじり下げるなら113.50あたりまでいくかと思いました。しかし、長い陰線が出て④のトレンドラインにあたったので、ロングしました。113.50にいくにしても、一回反発してから下げるかな、という想定です。スキャルピングでは、久しぶりにロットを上げて70万通貨でエントリーしました。
④にくるまでに、負けないことも重要です。深い押し目をつけそうだったので、少なくとも3つ目の節目まで待つようにしました。下降トレンドの最中に逆張りでロングするよりも、上昇トレンドの最中に、押し目を付ける下げでロングする方が、安心感はあります。1分足では逆張りでも、上位足では順張りになります。