トレードスキル PR

ドテンと両建て(建玉方法)

トレードの注文方法で使うのは、圧倒的に「成行注文」が多いです。
スキャルピングは完全に成行で、日常的に「指値」や「逆指値」は使いません。保険の意味で、これ以上損失が広がらないようにする最後の砦のための「逆指値」は使います。JFXだと、金額指定とpips指定があるので、便利です。大損しないために、強制的に損切りする意味です。

※金額指定は○○万円になったら損切りする、pips指定は-○○pipsになったら損切りする、という逆指値です。

他にも、トレードにはたくさんの注文方法があります。
中でも、「ドテン」と「両建て」はちょっと慣れが必要です。理由は、使い方を間違えると倍々で損失が拡大する、「諸刃の剣」のような注文だからです。どちらも、反対売買をするため、トレード回数が多くなります。

私がドテンと両建てを使うときは、手法で分けます。
ドテンはスキャルピングのみ、両建てはデイトレードのみで使っています(スキャルで両建てはしない、デイトレードでドテンはしない、という事です)。もちろん使い方に正解はありませんので、私の個人的な使い方です。

まず、スキャルピングのドテンを、ドル円の1分足で見てみます。

ドテンする時は、節目が明確なときです。
114.00円という節目(ネックライン)があると、方向性が出やすいです。
反発もブレイクも大きい時、「ここで反発したら値幅が出る」「ここでブレイクしたら値幅が出る」という節目です。結局どちらに行くか分かりませんが、方向性が決まりやすいので動いた方向へポジションを取ります。外れたらドテンします。

ドテンして損切りすると、ロングでもショートでも負けるという泣きっ面にはち状態になるのがデメリットです。ですから、方向性が出やすい「節目」で行なうようにしています。自分が損切りしたのが底になることは珍しく、損切りしたなら「逆方向へいきやすい」、ならば逆のポジションにする、というだけです。1分足で値幅が出るポイントだと、ドテンしやすいです。これが、15分足とかデイトレードだと、ドテンしてもポジションホールドが長くなるので、本当にドテンした方向へ進むのかが分かるまで時間がかかります。ですので、デイトレードでドテンはしません。

次に、デイトレードの両建てを見てみます。
デイトレードは、ポジション保有時間が長いので、一時的に反転する場面があります。そのときに、両建てをします。次のチャートは、ユーロ円4時間足です。

ネックラインを上にブレイクして、ロングしたとします。
まだ上目線でロングポジションを持っていても、Aのダブルトップのネックライン下抜けで一時的に下がる局面で、ショートして両建てします。このとき、長期的にはロング目線で、短期的に反落するイメージです。ロングしたままショートし、さらに下がったらショートを利益確定し、ロングだけにします。

Bも同じです。
ロング目線だけど、Bで反落したから一時的に下がりそうなとき、両建てをして下げ切るのを待つイメージです。本命はロングで、一時的な下げでショートして細かく取るトレードです。両建てにはなるものの、ロングとショートの「戦略は異なる」という点が重要です。

これは、デイトレードだから可能です。
スキャルピングだと、現在の値動きだけでトレードしますから、両建ては成り立ちません。

このように、スキャルピングとデイトレードで、ドテンと両建てを使い分けると、トレードが楽しくなります。私はブログを書いているので、両建てすると説明がややこしくなるため、なるべく両建てはしないようにしていますが。両建てする場面でドテンすればいいのでは?と思いますが、ドテンは完全逆張りになるので、デイトレードではやりません。

このようなポジションの操作を、建玉操作、もしくはポジショニングというのでしょうか。毎日「売った買った」だけをするのではなく、ドテンや両建てを使ってみると、売買そのものが面白いと思います。