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相場の変化を感じ取る

スキャルピングの難しさは、値動きが変わると、その影響をもろに受けることです。昨日までと同じトレードが通用しなくなるのです。スキャルピングは1分足でタイミングを計るでしょうから、短い時間足が最も影響を受ける時間足です。

1時間相場を見るとして、ローソク足の数は、

1時間足だと1本
15分足だと4本
1分足だと60本

です。

1時間足で1本でも、1分足は60本もありますので、60分の間の値動きに影響されますね。相場が変わった時に、昨日まで勝てたスキャルピングが通用しない、というのは当たり前なので、相場の変化には敏感でいた方が良いです。

次の1分足は、ドル円で、木曜日の26時前後です。トランプ大統領が好き放題ツイートしているようで、短期トレンドとはいえ、ツイート一つで相場が形成されるのは未だに違和感があります。

ABが第一波で、Cが戻りポイント、CDが第二波です。
N波動は達成していませんが、それでもゾーン⑤に到達しているので、チャンスといえます。ここはトレードしていてゾーン⑤でエントリーしましたが、もし逆行して下げたとしても、N波動達成でさらにロングを追加していたと思います。損切りしても諦めがつくポイントです。

次のチャートは、昨日の22時前後の1分足です。

ここは寝落ちしててトレードできませんでしたが、「日銀が金融緩和の持続性向上策を議論」という材料が出たようですね。再来週、31日(火)の日銀は少し荒れるかもしれません。

じり下げでも上下にヒゲが多い印象です。逆張りだけでなく、順張りもやってみようかと思える形です。短期トレンドが出る場合、次のローソク足で1回少し戻すのですが、1分以内に安値更新していく感じでしょうか。最初のチャートとは、値動きが違います。

大切なことは、昨日まで相場と何が変化しているのか、感じ取ろうとすることです。昨日までのタイミングで入っていいものか、考えることです。とても感覚的なことになりますが、ちょっとした変化に気を付けようとする感覚を持つだけで、日々の変化に対応できると思います。

毎日爆益というより、利益は出ない時期はあっても、変化についていくことができれば、トータルでは勝ち続けられると思います。土日には、必ず時間を取って、1週間分のチャートをさかのぼって見てくださいね。1分足はすこし面倒ですが、それでもさかのぼって見ています。15分足、1時間足、4時間足、日足はチャート開けばすぐ分かります。ライン引いて、いろいろと考えてください。