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政策金利と相場

政策金利は、マーケットで一番インパクトがあり相場を動かすファンダメンタルズとなります。2国間の金利差により、長期トレンドが形成される傾向が極めて高い項目となります。経済指標の一つで、間違いなくファンダメンタルズで一番重要です。各国の政策金利が、現在どれ位なのかおさえておくと良いと思います。

2008年に9月にリーマンショックがあり、現在の各国政策金利は、この時が転換期となり大きく影響しています。リーマンショック以降、現在まで7年以上も低迷している事が分かりますね。3か月前にようやくアメリカが利上げしました。最近は政策金利を織り込もうとする相場が続いていますので、今週以降のECBやFOMC、日銀、イギリスのMPCなど、注目されています。

現在の相場は過去の出来事が影響していますので、ファンダメンタルズで最重要の政策金利の歴史はおさえておきたいです。今月のアメリカ雇用統計ではY波動がでましたが(画像)、先月の雇用統計も同様にY波動がでました。

経済指標時の相場はランダムに動いていて、関連性がないと言われます。しかし、先月と同じような値動きですね。Y波動が出るという事は、マーケットが政策金利を織り込むまでには至らず、迷っている証拠です。長期トレンドが変われば、指標時の値動きも変わります。

短期・中期・長期トレンドは常に意識して、自分がトレードする時間軸以外の流れを見失わないようにして下さい。短期トレンドでトレードするなら全体を見る必要がありますし、長期目線でトレードするなら、一時的な短期トレンドも見る必要があります。特に、短期売買の場合は、「これを見てなかった!」という負けはもったいないです。