トレンドが発生したときは、毎日高値と安値を切り上げ(切り下げ)ていきます。特に、ニューヨーク時間に高値と安値を更新するトレンドはよくあります。これは、先月のドル円でも見られました。現在は、先日から書いている、上昇トレンドのポンドドルでも見られます。また、私は最近トレードしていないオージードルもニューヨーク時間に高値更新しています。ポンドドルと同じような相場なので、30分足を見てください。
直近7日間のうち、6日はニューヨーク時間に高値更新しています。今日は安値を切り下げていますので、ニューヨーク時間に高値切り上げは難しそうですね。そうなると、ひとまず上昇トレンド終了ということになりそうです。
日足を見てください。
15分足は上昇トレンドでしたが、日足だと下降トレンドです。下位足と上位足の方向性はバラバラですね。暴落したあとは、このように「全戻し」もあるのが相場です。ネックラインにタッチして、今日は下げています。ひとまず達成でしょうか。
ポンドドルの日足も見てみます。
ポンドドルは、ネックラインまでタッチしていません。今日は安値をガクッと下げたので、上げにくくなりました。この後のニューヨーク時間が終わって高値更新できず、明日も高値を切り下げると、上昇トレンドが終了して日足のもみ合いになるでしょうか。暴落の後の急速な戻しは、通常のトレンドでは見られない「上昇トレンド」になるので記憶に残しておきたいです。まだ上げるのか、という位に高値更新してきます。
先月からの相場で顕著なことは、トレンドが出た時は、「ニューヨーク時間の高値と安値が重要である」点でしょうか。この流れはしばらく続くと思いますので、かりにオージードルとポンドドルのトレンドが終わっても、他の通貨ペアで、3市場(アジア、ロンドン、ニューヨーク)の高値安値は必ずチェックするようにしましょう。