1分足でスキャルピングをするとき、そのローソク足が「陽線」か「陰線」のどちらになるのか、考えることが大事です。
現在のドル円を見てみましょう。
まず、30分足です。
トレンドが発生したときは、「N波動」が通常の値動きです。安値を更新したら戻りをつけ、さらに安値更新していく。これが下降トレンドです。大きな流れを意識したら、次は、今からどうなるのか?を考えることです。トレードするのは、今からだからです。
5分足で見てみましょう。
30分足で見たトレンドの中に、小さなトレンドがいくつも発生します。3つの時間帯(東京、ロンドン、ニューヨーク)に分けると便利なので、ロンドン時間はどうなるか?ニューヨークはどうなるか?と考えるのがおすすめです。
そして、小さな5分足レベルのトレンドの中にも、もみ合いがあります(下記チャート)。
これを1分足で見ると、もみ合いは1時間半です。
数時間トレンドが出て、数時間もみ合いがあり、数時間トレンドが出る。相場は、おおよそこの繰り返しです。30分足で見ると、月曜日から下降トレンドですが、1分足で見ると数十分~数時間単位で相場が動いていることが分かります。
上位足から下位足を丁寧に見ていくことが、最終的には、1分足で次のローソク足「陽線か陰線か」を考えることにつながります。スキャルピングをやるなら、今見ている1分足のローソク足が陽線か陰線のどちらになるかを考えるようにしましょう。