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スキャルピングとデイトレの使い分け

昨日はドル円が下げました。調整に入ったでしょうか。110.00円で反発しましたが、リアルタイムでトレードしているときは、反発を狙ってロングすべきか、それとも110.00円を下抜けを想定してショートするか、迷います。たとえば、下記のような場面です。

昨日、24時時点のドル円1時間足です。

短期トレンドが出た時は、数分で終わることはありません。必ず数十分は続きますから、私の場合は下げ始めたときにロングしまくることはありません。ただし、ある程度下げた時、上記のように陰線が出ます。また、110.00円というサポート帯ですから、反発を狙いたいくなります。

5分足だと、下記です(昨日24時時点)。

Aが110.00円です。
これからロングすべきか、それともサポート帯の下抜けを期待してショートすべきか、迷います。分からないときは、数秒単位のスキャルピングをすることが多いです。その1分足が、陽線か陰線かだけを考え、数分先は考えません。一瞬だけ反発しそうなら、10秒だけロングしたり、です。

結局、下記のように推移しました。

数時間ホールドするデイトレードは、このように短期トレンドが出た後に、チャートパターンができるまで待ちます。昨日の24時時点で、ロングかショートか決めてポジションを持つことはしません。なぜなら、110.00円で反発するか、下抜けるか全く分からないからです。

15分足だと、下記のようになりました。

12時間近く経過してラインが引けるようになったので、デイトレードやるとしたら、ここまで待ちます。ニューヨーク市場では、「結局どっちか分からない」状態でしたが、次の市場へとバトンタッチするまでにチャートパターンができますから、ポジションが取りやすくなります。もみ合いは、次の市場への橋渡しのようなものです。

短期トレンドが出たときはスキャルピング、その後にチャートパターンがでたらデイトレード。このように使い分けています。もちろん勝てるかは別問題です。大切なことは、場面によってトレードの仕方を決めておくことです。自分なりの型、土俵があると、淡々とトレードできます。ポジションのホールド時間が定まらないとか、エントリーした後に雰囲気でイグジットするトレードが多い場合、そもそも自分はどんな場面が得意なのか、思い返してみてください。