チャート分析 PR

もみ合いは先端まで待つ

ポンド円が、高値圏でもみ合っています。次のチャートは4時間足です。年初来高値を更新し、複雑なヘッド&ショルダーズを作っています。右ショルダーは三角もち合いでもあり、先端付近まできました。下側はストップが所狭しと入っているようなので、サポート帯は明確です。

上側はのレジスタンスは、カウンタートレンドラインが引ける程度ですね。1時間足で見てみます。

2週間ほど高値圏でもみ合い、チャートパターンが形成されました。あまりレンジプレーはやらないので、直近ではポンド円のトレードはしていません。このようなチャートパターンからブレイクがあれば、エントリーしたいと思っています。ここ数日で、高値と安値の値幅が狭くなっていますから、ブレイクしたときの値幅に期待したいところです。

上位足と下位足をチェックし、上側と下側のラインを引くという基本的なチャート分析に過ぎません。しかし、数分でできて相場の流れが分かりますから、労力をかけずに淡々とチャンスを待てます。時間をかけて難しい分析をするのではなく、労力をかけないトレードにしないと、何十年とトレードが続きません。シンプルなチャート分析を毎日続けることが、大事だと気付くチャートです。

チャートパターンの形成途中でトレードしようとすると、難しくなります。パッと見て分かるくらいまで待つと、判断が簡単ではないでしょうか。特に、三角もち合いは先端付近まで待つことが、疲れないトレードにつながります。チャート分析はシンプルに、幅広い通貨ペアを見るようにするのがおすすめです。そうすると、長続きする「テクニカル分析のスキル」が身に付きます。他の人がどこでエントリーするとか、他人のポジションを気にせず、自分のトレードに集中しましょう。