チャート分析 PR

EUR/AUD 1000pipsのフィボチャネル

ウクライナの情勢は、長引きそうです。地政学リスクに対する相場の関心は、次第に薄れていくでしょうか。FOMCもありますし、徐々に別の材料に移ると値動きが変わるので気に留めておきたいです。

ここ何週間か、メジャー通貨ペアばかりトレードしていました。一番値幅を出しているのは、ポンド・ユーロ・豪ドルをクロスさせたマイナー通貨ペアです。ユーロ/豪ドルが、1ヶ月で1000pipsもの下落をしています。1時間足を見てください。

このようなトレンドは、メジャー通貨ペアだとめったに見られないですね。豪ドルクロスは、トレンドが出るととにかく値幅を出してきます。ほとんどが、ロンドン~ニューヨーク時間に安値を更新しています。高値を更新するまでトレンドは否定されませんから、まだ継続しています。高値更新が一度もないです。典型的なトレンドといえるでしょう。

フィボナッチチャネルを引いたのが、下記です。

高値がしっかり抑えられていて、テクニカルが機能していると思わせるチャートです。トレンドライン1本だけでなく、安値側も引く。さらに、真ん中にネックラインを引いて、上段と下段にすると見やすくなります。もちろんトレンドにもよりますが。こういうチャートを見ると機会損失感が出てしまいますが、他のメジャー通貨ペアでトレードしているので、仕方ないですね。

日足の平均足では、18本連続で陰線です。
トレンドが出ている通貨ペアを順張りする。これがFXの基本です。毎日、的確に上か下かを当てようとしてポジションばかり持つから、メンタルが崩れます。利益は、トレード時間とトレード回数に比例しません。

専業トレーダーになって、トレード時間が大幅に増えて回数も激増しました。しかし、それに伴って利益が増えるわけではありませんでした。時間があると、余計なポジションを持つ回数も増えます。いろいろなチャート見て、どうすれば効率よく利益が残せるかを考えることも必要です。他人に最適なトレードは、自分に最適とは限りません。自分にとってどんなトレードが最適か、常に考えていきましょう。