チャート分析 PR

ヘッド&ショルダーズ

先週は、重要な経済指標をこなし、ドル円とクロス円が大きく下落しました。ユーロ円は、火曜~木曜の3日間で高値から450pipsの下落。3本の陰線が出ましたので、押し目買い目線です。下げも取れればいいのですが、難しいところです。

後付けだと、3日間戻り無く下落しているので何とももったいないと感じますが、買い目線の中、この下げでスルーできたのは、ましだったかなと思います。

引いているラインは、1時間足で下記の通りです。

先々週、同じような場面がありました。
下記のAです。高値更新してから大きく下げて押し目を付ける。現在は、Aの拡大された局面です。ただ、25EMAが200EMAを完全に下抜け、200EMAも下向きになっていますから、ここから上げるには相当な力が必要になります。

そして、必ずラインを引きヘッド&ショルダーズをチェックします。

現在は右肩上がりのヘッド&ショルダーズで、左ショルダーは、上記のAでつけた押し目です。大きく下げた場面では、後々に節目となり、ラインの起点となります。安値を切り下げていませんから、買い目線ではあるものの、ヘッド&ショルダーズのネックラインを下抜けたら、大幅下落もありえます。切り替えはできるようにしておきたいです。

ここ1年間、ヘッドラインが出るたびに急落し、それから少しずつ上昇して高値を切り上げてきました。148.50円あたりは、上げられずにもたもたしていると、ヘッドラインか何かでたら一気に下落するイメージもあります。

どの通貨ペアでも、今日現在、上位足トレンドのどの部分でトレードすることになるのかが重要です。手法の時間軸関係なく、どこにいるのかは必ず把握しておきます。1分足や5分足など短い時間軸でトレードする方が多いと思いますが、迷ったら上位足、特に日足を眺めるといいかもしれません。