チャート分析 PR

順張りのヘッドアンドショルダー

今週は、ドルストレート、クロス円ともに今朝まで下げています(今朝からドル円とクロス円が強い上昇)。昨日は、ポンド円の高値と安値の1日値幅が300pipsと、クロス円の下げ幅が出ました。下げる時は、前兆があることがあり、それを発見できれば安心してデイトレードでエントリーできます。

ポンド円とユーロ円を見てみます。
まず、ポンド円の15分足です。

基本は、移動平均線とローソク足の位置関係から入ります。
Aの時点で、下降トレンドの最中で、移動平均線がパーフェクトオーダー回帰した場面です。まさに、これから安値ブレイクするかどうか、の局面ですね。

もし下へブレイクすれば、下降トレンド回帰ですからしばらく下げるイメージができます。ただ、Aで反発する可能性もありますから、どちらにいくかわかりません。可能性でトレードするしかありません。Aでヘッド&ショルダーズの右ショルダーが、移動平均線の下で形成されていますから、可能性としては「下」になるでしょう。

ユーロ円の方がわかりやすいかもしれません。
同じ場面の15分足を見てみます。

ショルダーを平行チャネルで取ったので、ヘッド&ショルダーズが見つけやすいです。また、右ショルダー形成しながら安値更新していますので、右肩下がりのヘッド&ショルダーズで順張りの典型です。パーフェクトオーダー回帰していることは大前提です。

これは、下げる前兆です。
移動平均線とローソク足だけで下げる前兆を発見できるので、とても簡単です。そのため、疲れないチャート分析で継続できます。

毎日こんなシンプルなチャートパターンはできませんが、分析方法の引き出しの一つとしてもっていて損はないかと思います。他のインジケーターと組み合わせるなりして、引き出しを増やすのも有りです。下げるときにショートして数時間ホールドする。これがトレンドフォローの基本です。