チャート分析 PR

長く続く方法でトレードする

金融マーケットは、市場が巨大です。
変動要因は様々な国の影響を受けますから、地球規模です。FXは各国の法定通貨を売買しますから、常に世界の動きを考えなければなりません。しかし、一個人が世界の最先端の情報を入手することは不可能です。ネットを使えば可能かもしれませんが、それを頭の中で処理する能力が必要です。

トレードに当てはめると、ファンダメンタルを分析してポジションを取る。
このようになります。ただ、アナリストや元機関投資家のディーラーなど、華やかな経歴の人にしかできません。たとえ努力したとしても、毎日疲れますし、情報を処理したあげく負けてしまうと、バカバカしくなり止めてしまうと思います。

そこで、シンプルにチャートが上がりそうなら買う、下がりそうなら売る。
これだけでOKです。こっちの方がバカバカしいと思われますが、何十年も継続して同じことをするには、難しくないシンプルな作法である必要があります。たとえば、ユーロドルの月足を見てください。

ネックラインが1.0350にあり、ココより下にある限り、ショートをする。私の戦略は、詰まるところたったこれだけです。4時間足でも見てみましょう。

ネックラインは、1.0350であることがよくわかります。
ラインは、「横」「斜め」の2種類を引くことができ、プライスは2本ともこのネックラインより下です。ですから、ショート目線になるわけです。あとは、タイミングをはかるために、下位足を見てエントリーしていく。ここには、世界中の最先端の情報はありません。

ただし、世界中の情報が現在のチャートに反映されているという考えはあります。世界中のトレーダーは、同じチャートを見ます。だから反映されるということになるのです。同じものを見ているからこそ、それ(チャート)で判断できるのです。

言い換えると、チャートには「情報格差がない」のです。
そうすると、ルールが作りやすいです。いつも同じものを見ているので、値動きって似たような感じになります。それがチャートパターンとなるのでしょう。「情報格差」が無いので、勝っても負けても納得がいきます。負けても、またトライしたくなるのです(中毒性があることも事実)。ただ、テクニカル分析が優れていることにはなりません。各々がどのようにチャートを活かすか、という事に尽きます。