昨日は、ロンドン時間からユーロが安値更新。
20年ぶりの安値となりました。これで、1.0000を目指していくでしょう(下げる場合)。もし1.0000になれば、ユーロ円とドル円が同じプライスになります。かりに、ドル円135.50円でユーロドルが1.0000なら、ユーロ円は135.50×1ですから、135.50円です。ドル円とユーロ円が同じ価格になります。
下記が日足です。
週末クローズが1.0350以下だと、窓開けの可能性もでてきます。あと3日間で反発して週足下ヒゲ陽線なら、上昇も見えてきます。
さて、昨日はユーロは下目線だったので理想の展開でした。しかし、トレードはピンポイントで行なうので利益にも損にもなります。短期トレンドが発生したとき、戻りがあると第2波とわかるのですが、昨日は戻りが鈍くてトレンドがスタートしてからずっと下げていた印象です。
1分足を見てください。
1.0350が安値付近ですから、ココで反発するか、それとも下抜けるかが分かれ道でした(簡単に下抜けました)。戻りがない中でも、1・2・3のように、1分足レベルで移動平均線に戻った時に頭をたたかれています。
ですから、ネックラインを下抜けたあとも、Aで移動平均線に戻った時、1・2・3と同じようなイメージができるかどうかです。Bも同じですね。ただ、Cは移動平均線を上抜け、Dで下抜けています。1.0350より上を前半、1.0350より下を後半としたとき、後半で負けないように気を付けています。
前半のチャートをヒントにし、後半で利益を上げるイメージです(短期スキャルピングの場合)。昨日触れたように、スイングトレードなら、まさに下落の波に乗れますから数百pipsの利幅が取れます。
戻りをつけて、下げ始めたらショートをする。
ユーロは、ネックラインを上抜けない限り、この戦略が続きそうです。ドル円は、米10年債利回りが3%を切っても下げません。遅効的にドル円が下げてくると、ユーロ円はあがらなくなります。ユーロドルかユーロ円か、比較しながらトレードしていきます。円売りからユーロ売りへ、一時的にマーケットがシフトしています。
10年債利回りとドル円を比較すると、これまでの連動性がよくわかります。節目になっている2.7%~2.8%あたりまで下げてきました。5/26のプライスだと、ドル円は127.00円です。
しかし、ドル円は下げてきません。
現在135.30円ですから、800pipsほど高いです。
単純な比較はできませんが、マーケットが何を材料にしているのかはチェックしておきましょう。ファンダメンタルを考えすぎてもトレードできなくなるので、全体の流れを理解しておく程度です。