ユーロドルがパリティを割れましたが、ドル円も上昇しています。
1日で200pipsとか上げているので、止まらないように感じます。しかし、日足でアウトラインを引くとピッタリ止まっています。
下記が4時間足です。
起点が取れるので、アウトライン自体は引きやすいです。テクニカルが機能しているのか偶然なのかはわかりません。おそらく、偶然でしょう。ファンダメンタルで動いてテクニカルで止まる。チャート分析方法のひとつではありますが。
アウトラインにタッチしたので、次は押し目をつけるかどうかです。もし調整が入るなら、200pipsは下がる余地があります。下記のように、アウトラインにタッチしたあとABで、200pips程度の押し目があります。同様の調整が入るかは分かりませんが、押し目を狙うなら数百pipsのボラティリティを考えておく必要がありそうです。
もし、アウトラインを上に突き抜けた場合は、チャネルラインで値幅が取れます。
下記、4時間足を収縮したチャートです。
1998年の高値が147.60円付近ですから、現在のチャネルラインの値幅と同じになります。上昇の速度を上げると、あっという間に147円までいくのかもしれません。
ユーロドル含め、1日の中でも、レンジとトレンドの値動きの差が激しいです。強烈な値幅が出た後、ピタっと止まってレンジになる。これはスキャルパー泣かせの値動きです。昔のように、1日中乱高下しているような相場はありません。メリハリが大事になるので、スキャルピングをやるときは、値動きが止まったら後追いはしないようにします。この「値動きの差」には注意してください。