チャート分析 PR

チャートパターンの比較

短期トレンドが発生したときは、どこまで進むのか、押し目や戻りがどこにあるのか、などチェックする必要があります。反発/反落するポイントのことです。しかし、トレンドの出始め(第一波)は、それがいつ終わるのかなど分かりません。

第一波で乗れればいいのですが、難易度は高いです。トレンドが発生するのを待っていたのであれば、準備ができていますから第一波に乗れるでしょう。前日までに下降トレンドが発生していれば、継続してトレンドフォローするだけなので、簡単にトレンドフォローできることもあります。前提条件しだいですね。

第一波のあと、もみ合いがあります。それをよく観察するようにしましょう。昨日の相場だと、ドル円やクロス円が下降トレンドでました。

次は、オージー円の5分足です。

短期トレンドのあと、もみ合いがあります。
このもみ合い後に上下どちらに進むのか、イメージできればトレードが楽になります。オージー円は、チャネルラインになりました。

同じ時間帯のドル円を見てみましょう。

オージー円と同じように、もみ合いで高値と安値を切り下げていますが、これはウェッジ型です。

では、ポンド円を見てみましょう。
5分足です。

これもウェッジ型ですね。
もみ合いを見るときのポイントは、ABです。戻りと、その後の下げ方です。ABは、第二波になっていたかもしれませんが、結果的に下げずに終わっています。高値や安値ができると、このようにラインが引けますから、もみ合いがわかります。

引き方をかえると、次です。

こちらの方がしっくりきますね。
通貨ペアで比較すると、トレードしやすいものが見つかると思います。トレンドももみ合いも、形はバラバラです。同じ形は二度と現れません。似たような形はあるかもしれませんが、相場の前提条件が違いますから、捉え方が全く異なります。ですから、トレンドが発生したら、高値と安値をしっかり観察し、切り上げているのか、それとも切り下げているのか、相場がどう動こうとしているかを考えながらトレードすることです。

短期トレンドが出ると、プライスだけを追いかけてチャートを凝視しがちになります。スキャルピングだと、特にそうなりやすいです。チャートを見ているだけにならないよう、時間軸をかえる、ラインを引き直す、他の通貨ペアと比較するなど、客観的に観察しましょう。