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ロンドン時間の注目点

ロンドン時間から本格的にトレードしますが、
まず意識する点は、アジア時間の「高値と安値」です。そして、ロンドン時間にどちらにブレイクするかです。アジアはレンジで終わることが多く、トレンドが発生しても値幅が小さいことが多いです。そのため、ロンドンから発生するトレンドは、アジア時間の高値か安値をブレイクして値幅を出してきます。ですから、アジア時間の高値安値が重要になります。

ただ、ブレイクした方向へそのまま進むわけではありません。
ダマシも多いです。ポンドドルの15分足で確認してみます。

Aは、昨日のロンドン時間です。アジア時間の安値を更新した直後に、急反発しています。注意すべきは、この急反転です。安値を更新したからそのままショートしていると、底でエントリーしてしまいます。高値を更新したと思ったら急降下、なんてことはよくあるので注意しなければなりません。ですから、押し目や戻りが出るまでエントリーを待つ必要があるのです。いわゆる、ダマシです。

逆に、ダマシが出た後はそのままトレンドになることも多いです。上記だと、売り圧力を反転させるだけの買いがあるからです。ただ、環境的にはAの部分は上昇トレンドの最中ではなく、どちらに進んでもいい場面です。ですから、反発したからといって急上昇は読めませんでした。

では、同じ時間のドル円を見てみます。

Aがポンドドルと同じ時間ですが、高値更新から反落しています。
ドル売りなのでしょう。移動平均線が前日からパーフェクトオーダーなので、ポンドドルよりはテクニカル的に下げる準備ができてきました。今はパーフェクトオーダー3日目です。さきほど高値つけて反落しているので、このまま下げれば安値更新になるイメージはあります。

5分足でチェックしてみます。

少なくとも、カウンタートレンドラインを下抜ける必要がありますので、これを下回って勢いがあればショートしたいとは思っています。あとは、下げ方です。N波動で下げればベストですが、いきなり急落して戻りがないなど、チャートパターンができないと入れません。

どちらにしても、数時間後のイメージができた通貨ペアでエントリーするようにしています。