昨日のニューヨーク時間に、経済指標でドルが動きました。ドル円は一段下げましたので、スキャルピング目線で見てみます。下記は1分足チャートです。
まず、短期トレンドは、数分では終わらないことが前提です。
これを頭に入れておかないと、逆張り目線になってしまいます。すぐに反転し、何事も無かったかのような経済指標もあります。しかし、それを前提としてしまうと、短期トレンドが出た時に、今のドル円は100pips以上は動くのでかなりの損切り幅になってしまいます。ですから、短期トレンドは、いくつものネックラインをブレイクしていく。という前提にしておきます(あくまでも今の相場では)。
いつ動くのか分からない中、短期トレンドを警戒するのは難しいです。しかし、経済指標は時間が分かっているので、準備ができます。これはメリットですね。
さて、昨日のポイントは、Bでしょうか。
Aで経済指標があり、Bが戻りです。Aから10分で100pipsの下げも強烈ですが、戻りをつけるまで第一波は続きます。そして、第一波は終わってみないとどこまで進むのか分からないものです。なので、第二波からが狙い目です。これは、いつも書いている点です。
フィボナッチだと、指標発表からもどりまで50.0%でした。ちょうど半値戻しです。
これは偶然でしょうが、戻りから第二波がある普通の短期トレンド、という組み立てができていれば問題ないでしょう。
今日は139円割れてアジアから下げていますが、下げ過ぎとか、相場観を入れるとエントリーできなくなるので、短期トレンドごとに値幅や波動を見ていきたいと思います。あと、上位足(昨日書いた4時間足など)の移動平均線とローソク足の位置は必ずチェックしておきます。