チャート分析 PR

ドル円4時間足もみ合い

ドル円は、140.80円をこえてきました。
もみ合う場面なので、一方向へ進むイメージはありません。4時間足で見るとわかります。

Aは現在です。移動平均線の向きがバラバラで、ローソク足が移動平均線に挟まれているので、長いもみ合いになるのではないでしょうか。ダブルボトムっぽく140.80円を上抜けましたが、押し目無く上がる環境ではないのでしょう。このまま200EMAまでタッチする可能もあり、昨日ロングしましたがすぐにやめました。

ドル円が2022年3月から上昇トレンドになり、同じような環境は一回だけありました。8月です。4時間足でパーフェクトオーダーになり、もみ合いになった時期です。そのときのチャートが下記です。

これをパーフェクトオーダーといっていいかわかりません。
200EMAより下で、25EMAと75EMAに挟まれているのがAとBです。今の環境と似ていますね。こういう場面では、どっちに抜けるか分からず、何度も反転しながらいずれ方向性がでるのですが、1ヶ月かかっています。

毎日トレンドを期待していると、損切りの連発になるので注意したいです。現在は、8月と比べて、200EMAよりかなり下にあるので、もっと上がりずらいでしょう。

5月に1回だけ押し目をつけたのが、下記です。

これは200EMAが下向きになる前に、上昇トレンド回帰しています。なので、同じ環境とはいえませんが、ローソク足が200EMAにタッチした3つのうちの一つです。

現在は、140.80円がサポートラインになるでしょう。
ここを下抜けなければ、ダブルボトムでじりじり上げていくでしょうか。さきほどの9時台では、140.90円あたりで買いが入ったように思います。かといってトレンドの勢いもないので、ポジションを持っても利が乗るまで時間がかかりそうです。ポジションホールド時間は相場に合わせ、損益率をよく考えてからエントリーしたいと思います。レンジなので、たとえ含み益でも、長く持つほど反転リスクがあり含み益が減っていく場面です。