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131.30円ネックライン

2023年も、マーケットが開きました。
毎年、為替市場は2日からスタート。しかし、参加者は少ないです。株式市場がオープンすると、活気が出てきたように感じます。2日は、ドル円がギャップダウンスタート。3日は下落したのでフラッシュクラッシュも警戒しました。警戒している方も多かったのではないでしょうか。そうすると、何も起きないですね。実際にフラッシュクラッシュが起きると、私は損することが多いです。

さて、今年も難しい1年でしょうか(毎年ですが)。簡単に利益が出る年などありません。大損だけは避け、年末までとにかく生き残り、毎日トレードしていたいものです。

大きな流れは、各国の利上げ停止時期、およびその後のリセッション。そして、これらの織り込み具体でしょうか。注意すべきは、日銀かもしれません。4月には、黒田総裁が任期満了。新しい総裁になりますから、政策変更も含め政府・日銀の動きによりドル円は振り回されそうです。2023年の前半と後半では、全く違う相場になっているような気がします。そんな中でも、テクニカルを軸としてトレードしていきます。

私が朝起きてからやる作法は、基本的に以下の通りです。

① 監視通貨の全時間軸チャート分析
② 上位足で、「レンジかトレンド」の環境把握
③ トレンド出そうな通貨ペアを2つ~3つ選定
④ 1分足~15分足でエントリータイミングはかる(ロンドン時間から)

これらを30分前後で毎朝行っており、今年も変わらないと思います。
デイトレードで、トレンドに乗れそうな通貨ペアを選び、ロンドン時間にエントリータイミングをはかる。これが基本です。あとは、短期トレンド次第でスキャルピングはどの通貨ペア、どの時間帯でもやります。8時~11時はチャートを見ているだけで、ブログ執筆やヘッドライン、ニュースを見ています。ロンドンからトレードに集中します。

ドル円は、この2日でネックラインができました。
131.30円です。5分足で見てください。

窓開けから始まり、この窓から上にいけません。
これは、日足で見るとよくわかります。

ABCの水平ラインは、同じプライスの131.30円です。
あっけなく下抜けました。金利差は拡大したままなので、いつか上昇トレンドが再燃するという見方でしたが、ここを下抜けるとは思いませんでした。Bは、2022年7月のFOMCで3日で500pips下げた時です。そこからの上げ幅を帳消しにしたのですから、金利差で動く相場ではなくなりました。Bの2022年8月では、米10年債利回りは2.6%、今日は3.7%です。

日足の環境はレンジ相場なので、深いこと考えずテクニカルでトレードしたいと思っていますが。わずか2か月前、介入があっても上昇し、150円を超えていきました。このとき、2か月後の2023年年始で131.30円を割れると考えることはできないでしょう。2000pipsも下げていますから。先のことはわからず、相場は考えている以上に値幅を出すものなのでしょう。

①~④の作法を徹底し、丁寧にトレードしていきます。この①~④をやると、へんてこなトレードはかなり少ない気がします。つまり、トータルでは勝てる(気がする)ということです。ただ、いつでも大負けする可能性があります。年間を通してマイナスだと、トレードそのものが否定されますから、私自身いつまでFXを続けるのか展望はありません。

ただただ、生き残りたいと思っているだけです。
そのために、チャート分析して上記の作法を続け、勝つ確率を高めます。