チャート分析 PR

ダブルトップから下落する値動き

ダブルトップのネックラインを割れると、下落するのがチャートパターンの定説です。
そうなる時もあれば、ならない事もあります。そうなった時に、トレードすればいいのでしょう。

ユーロオージーでダブルトップが出たので、どんな値動きをしたのか見てみます。
次は日足で、ダブルトップとネックラインが引けます。移動平均線はパーフェクトオーダーですから、上昇トレンドであることは間違いありません。大きなダブルトップの中に、Aの部分に小さなダブルトップがあります。

Aの部分を4時間足(平均足)で見ると、次のようにダブルトップがわかります。

ネックラインを下抜け、2倍の値幅が出ています。
このネックラインを下抜けたとき、さらに細かく5分足を見てみます。

これは一昨日ですが、ネックラインを下抜けてから10時頃から12時間以上かけて、下落していきました。デイトレードだと最適な値動きに思えます。数時間ホールドして利食いをするイメージです。

テクニカル的には、3段下げのエリオット波動が出ていますから、戻りからショートする場面はあったのでしょう。こういう場面があれば、入りたいと思えるチャートです。

大切なことは、上位足から下位足にかけてマルチタイムフレームの観点でチャート分析していることです。私は短期売買なので、エントリーするときはデイトレードでも1分足や5分足をよく見ます。5分足だけ見ていても、エリオット波動が出るなどわかりませんから、上位足からしっかり観察するようにしたいです。上位足でチャートパターンが出たら、下位足でさらにチャートパターンを見る。一つの時間軸でトレードはできません。