FOMCは、0.25%の利上げ。インフレの抑制か、金融不安の抑制かが焦点のようでしたが、金融不安はひとまず解消でしょうか。年内の利上げはあと1回です。マーケットは、いつ何が起きるかわかりません。それは忘れないようにしたいと思います。
さて、FOMCで急落したドル円は、1時間足でチャネルライン引けますから、アウトラインまで到達するイメージです。今日中だと150pipsくらいあるので、どの時間から下げるか、そのタイミングが大切です。
アジア時間は、9:55の仲値がありますから、それに向けてボラティリティが出ます。しかし、仲値からロンドン勢が参戦する5時間~7時間くらいは、FXを20年やっていても全く特徴がつかめない時間帯です。あまり重要視していないので、分析していないというのもありますが。
難しいのは、ロンドンに入ると流れが変わる点です。アジアの流れを踏襲するかもしれませんし、一時的に反転する可能性もあります。
打診エントリーすればいいのでしょうが、打診で小ロットとはいえ、含み損になるとやはりメンタル面で不利です。含み損のとき、今から大ロットで本腰入れてエントリーする気持ちにはあまりなりません。これは短期売買の宿命なのでしょう。打診とはいえ、含み損をかかえるということは、(短期的に)すでに判断が間違っていると考えるからです。
スイングトレードなら打診は有効だと思います。長期的に下がるイメージがあったとしても、考えが否定されるまでに、一時的に上がる局面はあるからです。打診エントリーは、手数が増えることになるので、ポジション管理ができないと痛い目に合います。個人的には利益が出ていないので控えめなトレードが続いていますが、「ポジションを育てる」という楽しみながらトレードすることをやっていませんでした。数時間単位で、両建てしながら売りと買いのポジションを増減させ、資産を増やしていくトレードもやっていこうとは思っています。
打診エントリーをするか否か、メリットやデメリットなど定期的に考えてみるのもいいでしょう。