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短期トレンドは2つの形を意識する

私がトレードする場面は、短期トレンドです。
一つの通貨ペアで1日に1回~2回くらいでしょう。ポンド円が動けばユーロ円も動くなど、違う通貨ペアが同時にトレンド発生となるので、どれかの通貨ペアを選びます。

スキャルピングもデイトレードも、舞台はトレンドです。
そのトレンドが発生したときによく観察するのは、値動きの形です。次の2つに分けています。

① N波動
② じり上げ(じり下げ)

トレンドが発生したときは、どちらの形になるか、チェックします。
昨日のユーロ円で見てみます。1分足です。

AはN波動で3段落ち、
Bがじり上げ、

になります。
5分足より上位足でみると、たんなるV字回復に見えると思います。しかし、1分足では、押し目や戻りも細かくチェックでき、形が違うトレンドとわかります。

Aは揺り戻しがある、
Bはない、

という違いです。
あくまでも1分足レベルに揺り戻しですが、Aは移動平均線まで何度かしっかり戻りがあります。一方、Bは一度も移動平均線まで押していません。ポジションをずっとホールドしていれば、どちらの形だろうと関係ないでしょう。しかし、短期売買は出たり入ったりしますから、トレンドの形が重要になります。どこでエントリーするか、タイミングが必要だからです。

トレンドを2種類にわけ、今回はどちらになるのかを意識しながらエントリータイミングをはかるようにしています。個人的には、揺り戻しがあってN波動になる方が得意です。トレンド発生という一つの捉え方をするよりも、2種類にわけてどちらになるかを意識するだけでも、チャート分析に目的ができ、結果としてエントリータイミングをはかることができると思います。あとは、それぞれの手法につなげていけば良いでしょう。