ドル円は、ゆっくり上昇しています。
急騰する場面はなく、じり上げです。ただし、大きな押し目がないので、1日の値幅は80pipsとそこそこあります。じり上げなので、値幅があるのに緩やかな上昇なのでスキャルピングできないという、個人的には苦手な相場です。
じりじり相場では、どのようなスキャルピングができるでしょうか。
昨日の1分足を見てみます。
レンジでもみ合っている部分は、スキャルピングのイメージが全くわきません。できるとしたら、少しでもトレンドが発生しているABCの箇所でしょうか。移動平均線に沿ってトレンドラインを引いています。
このトレンドラインがポイントになりそうです。
ABCは、トレンドラインが引けてから後半部分です。トレンドが発生し、トレンドラインが引けるようになったら、そのトレンドの後半でようやくスキャルピングできるイメージでしょうか。
高値を更新しているのは3回。
それぞれ1時間くらいしかありません。トレンドラインが引ける時間帯以外は、もみ合いです。トレンドラインが引け、ローソク足が移動平均線より上にある限り、ロング回転でしょうか。1分で1pipsの値幅として、秒スキャだとスプレッド負けしそうなので分スキャになりそうです。前提として、上昇なら上昇の流れをつかんでいることです。上記の分スキャも、上目線が当たっていることが基本です。
スピードと値幅のある短期トレンドが発生すればいいのですが、しばらく期待できません。ドル円以外も、ゆっくりと値幅を出す相場でなんとかトレードしなければなりませんから、上位足でトレンドが発生している通貨ペアを、1分足で分スキャしたいと思います。もちろん分スキャが良いというのは単なる理想であり、勝てるかどうかもわかりません。スキャルピングなら秒ではなく分スキャの方が良さそうなだけで、デイトレードで長くロングをホールドしても良いわけです。
少しでも、相場に合わせたトレードを心がけます。