トレードスキル PR

デイトレードの典型

今週は、重要指標が多いです。
ポジションをホールドしたまま経済指標をまたぐのは、あまり得意ではありません。どちらに転ぶか分からないので、博打感が出るような気がするからです。経済指標が多い時は、スキャルピングができると良いですね。相場に応じたポジションを持つということです。

先週はオージー円の年初来高値に触れましたが、依然としてクロス円全体が強いです。
中でも、オージー円は日足陽線が連続しており、落ちません。直近1週間の相場を振り返ってみると、ポイントになった場面があります。

次のチャートは15分足で、ポイントはAでしょうか。
93.00円のネックライン付近にいたローソク足が、Aで反発してから上昇が決まったような気がします。

チェックするのは、ローソク足ではなく移動平均線です。Aまでに、3本の移動平均線もネックラインを上抜けてきました。Aは、200EMAもサポートになっていて最後の強い支持帯でしょう。Aを下抜けると、ローソク足が200EMAより下になってしまいます。そうすると、上げるまで時間がかかってしまいます。ですから、Aが重要な分かれ道だったのでしょう。

ただし、Aのあたりでゆっくり上昇していると、なんだか弱いと感じるかもしれません。私もここは見ていましたが、Aで反発したからといってすぐにロングできたわけではありません。ゆるく上昇し、押し目をつけるといきなり強くなったりするので、それまで待つのが良いと思います。

上昇トレンド回帰したら、やることはシンプルです。
直近のもみ合い幅の2倍の値幅を取ること、これが到達地点の目安です。

イグジットの目安になります。
S波動でトレンドフォロー目線、どこかでエントリーして値幅で利食い。トレンドフォローの典型です。事前にイメージしておくことが大切です。どんなに時間をかけてチャート分析をしても、どうなったらエントリーするか、先のことまでイメージしなければなりません。

S波動についての記事:
デイトレードはS波動が極めて重要