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指標時に値幅取る

昨日のCPIは強烈でした。
これで、3月から発生した上昇トレンドの中で、日足では一番長い陰線になったのではないでしょうか。昨日の記事で145.00円がサポートとか書いていましたが、下落幅はそんなレベルではなかったですね。下記日足です。

トレンドラインは、角度によって現値がぶつかったりぶつからなかったりで、難しいです。実体で引いてもぶつからないようには見えますが。

これでダブルトップになり、次のネックラインは139円~140円の1円幅が、帯状のサポートラインでしょうか。トレンドラインもぶつかるので、これを下抜けたら上昇は難しくなります。昨日の下げ幅は600pipsほどありましたが、日足ではまだ上昇トレンドの押し目、になります。テクニカル的には、上昇トレンドが終わったわけではありません。一概にショート目線になるのは危険だと思います。短い時間軸で、上下どちらにしても短期トレンドを取っていきたいと考えています。

昨日のCPIを5分足で見てください。

ポイントはAでしょうか。
ココを下抜けたとき、「これは暴落あるかも」と思いました。Aまでに300pips下げたので、さすがに反発すると考えてしまいますが、戻りを付けてから安値を更新してきたからです。Aを下抜けたとき、ここからさらに300pips下げるとまでは考えなかったのですが、それは数字で300pipsと考えてしまうからです。

テクニカル的には第一波の2倍出るのはよくあることです。ですから、数字を見なければBで値幅達成となります。

第一波が出たら、pipsがどうであれば値幅を取るようにはしています。相場観とか抜きにして、チャートだけで考えれば、昨日の相場は戻りがしっかり出ていました。1分足で見てください。

Aまで、ローソク足はきれいです。20分という時間も典型です。数分で第一波が終わることはなく、逆に数時間下げ続けることもありません。短期トレンドは「数十分」です。そのあとのBの戻りも形がきれいですね。フィボナッチも23.6%で、移動平均線もレジスタンスになっています。

こういうヒントを見つけるようにすれば、根拠のあるスキャルピングができます。pipsという数字だけ見るのではなく、チャートで判断したい思います。短期トレンドが出たら値幅を取る、これは忘れないようにします。