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得意なトレンドの角度を知る

ドル円の上昇幅を見ると、「ロングしていればよかった」となります。
しかし、ここまで上げたのは結果論で、一昨日の時点では誰も分かりません。一本調子で上げたので、高値掴みの可能性もあったわけです。また、ポジションを持つには根拠が必要です。

トレンドフォローをするには、やはり押し目が必要になるでしょう。ドル円に押し目があったかというと、分かりやすいものはありません。15分足を見てください。

トレンドは、短期MAと中期MAに乗っていきます(15分足レベルへ顕著です)。

ですから、テクニカル的にはトレンドライン①②のように急角度をつけるのは、普通のことです。完全に25EMAに乗っていますね。しかし、それまでの値幅と比較すると、あまりにもトレンドライン①の角度が急すぎたのでしょう。3日前までのスピード感と全く異なります。私も、このスピード感にはついていけなかったです。

では、ポンドドルを見てください。
15分足です。

上位足は下降トレンドなので、下目線であることを前提です。Aの部分で、しっかり戻りを付けています。ドル円のように、迷っている間に相場がついていけない。という事はありません。200EMAまでゆっくり戻しているので、考える時間があります。Aを下抜け、パーフェクトオーダーになってトレンド回帰していくという基本的な流れを捉えることができます。

ドル円とポンドドルでは、「トレンドの角度」が違います。
言い換えると、スピード感です。ドル円は極端に早く、ポンドドルはゆっくりとしたトレンドです。

この違いを認識しておくと、自分はどちらでトレードしたいのか、どういうトレンドが勝ちパターンなのか、分かってきます。私の場合は、スピード感があるドル円は、長くホールドして勝てたことがありません。「急激なトレンドに乗る」トレードは得意ではないと分かっています。

往々にして、強烈なトレンドは、ファンダメンタルを伴うからでしょうか。20年振り返っても同じです。逆に、ゆっくり、それでいてしっかりしたトレンドでポジションを持つと、なぜか利益になります。自分のスピード感と、相場のスピード感の相性があるのでしょう。

では、オージー円を見てみましょう。
15分足です。

この2日間は、ドル円を同じ上昇トレンドです。
しかし、オージー円の方が、トレンドラインでわかるように角度が緩やかです。Aでは、75EMAよりも下まで押しています。

このように、通貨ペアによってトレンドの角度は異なります。角度、つまりスピード感なので、どんな角度が相性がいいのか、過去のトレードから考えてみることも必要です。比較的得意な相場、どうやっても苦手な相場はあるので、自分の土俵を知ることが大切です。苦手な土俵でトレードすると、痛い目に合うことも理解しなければなりません。