トレードスキル PR

つなぎ売買(実例)

昨日は、つなぎ売買に触れました。
どんな時間軸も組み合わせ可能ですが、スキャルピングなら、短期トレンドが発生すればすぐに実践できます。ニューヨーク時間にトレンドが出たので、実践しました。トレンドの最初の部分を見てみます。まず、下記の黄色部分がトレード履歴です。

どういうトレードなのか、下記チャートで説明します。全てのポジションを覚えていないので、おおよそのポジションです。①~⑦まで、トレードした順番です。

①まず、急落したときに買いを入れました(買いA)。
②ナンピンです(買いB)。
③買いAを損切りしました。
これで、保有ポジションは買いBのみです。

④全然上げてこないので、売りを入れて両建てしました(売りA)。
保有ポジションは、買いB・売りAなので、損益はロック状態です。

⑤下抜けそうなので、売りBを追加しました。
これで保有ポジションは、買いB・売りABです。ショートの方が多くなりました。

⑥安値更新したところで、売りABを利食い。
保有ポジションは、買いBのみです。

⑦数分間である程度戻したところで、買いBを損切りしました。

これでノーポジションです。買いABは損切りになりましたが、売りポジションで利益が出て、トータルプラスです。そのあとも、同じようにつなぎ売買をしながらスキャルピングしました。下記、Aの部分も見てみましょう。

3本長い陰線が出ています。
スプレッドが極端に広がったので、下げ始めはショートできませんでしたが、そのあとは両建てをしながらトータルで利益となりました。履歴は下記のAです。全てを覚えているわけではありませんが、交互に両建てをし、片方ずつ決済しています。逆行したときに、損切りしてドテンするか。それとも両建てをするかの違いでしょうか。

この30分の短期トレンドで、トータル45pipsの利幅です。ロットは5万通貨なので2.2万ほどでした。ロットはトレーダーごと違いますので、損益は異なります。100万通貨で45pipsの利幅なら+45万円です。

トレードで大切なことは、ロットよりも利幅を取れるようになることです。両建てを駆使してつなぎ売買をすると、なぜか利幅を伸ばせる部分があります。ドテンをすると、早く利食いしたくなって結果的に利幅が伸ばせません。

つなぎ売買は好みですし、両建ては経済的合理性にかけます。また、つなぎに失敗すると、ポジションが外せなくなり無駄なトレードが急増します。いろいろ試してみて、何がやりやすいか探すしかありません。