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デイトレード|トレンド回帰前のパターン

ドル円が下げています。
昨日のチャートで書いた「下げる前兆」と同じパターンがニューヨークにあったので、見てみます。下げる前兆とは、「パーフェクトオーダーからトレンドが出る時」です。

現在(9時)のドル円15分足を見てください。

Aは、昨日ブログで書いたポイントです。

そして、Bがニューヨークタイムに形成された部分です。ここは、Aと同じ環境で、パーフェクトオーダーからトレンド回帰する前のもみ合いになります。移動平均線に頭を叩かれて、下に押し出される感じになっていますね。

Bの部分は、どんな動きをしているのか、5分足で見てみます。

Bは、15分足と同じBです。

ダブルトップっぽいネックラインが引けて、Bではネックラインを下抜けたところでもみあっていますね。ここがポイントです。5分足レベルのチャートパターンが形成され、ネックラインを下抜けたから下降トレンド回帰するかな。という流れが思い浮かんでいました。

今回の「トレンド回帰する前のもみ合い」は、緩やかなトレンドの時は、高い確率で発生します。急激なトレンドではラインが引けないとか、チャートパターンがぐちゃぐちゃなので見極めは(私のレベルでは)できません。ただ、昨日のように戻りをつけるトレンドだと、チャートパターンが出るので見極めが可能になります。こういう時は、1回の損切りを恐れてポジションを取らないのではなく、ポジションを取るようにしています。昨日の記事と合わせてご認識ください。

ところで、上記チャートのBの部分を、1分足で見てください。

Bは、15分足と5分足と同じ箇所です。

1分足だけ見ていても、何が起きているのか分からないですね。トレンド回帰前のもみ合いだ、とはならないでしょう。1分足で上下動しているようにしか見えません。

上位足(今回は5分足や15分足)の流れを把握しているからこそ、1分足でネックラインを下抜けたと認識できます。1分足だけボーっと見ててもチャート分析できないということです。スキャルピングもデイトレードも、上位足と下位足はセットで見る、という大切さが分かります。