トレードスキル PR

クロス円のスキャルピング

昨日は、20時頃に「北朝鮮非核化に対してオープン」とのヘッドラインが出て、一時的にリスクオンとなり、短期上昇トレンドがでました。20:00~20:30まで、強烈な上昇でした。押し目の無い上げで、突発的なニュースが出たときに見られる1分足です。ドルストレート2通貨ペアが上昇すると、クロス円は倍々で値幅が出ます。

その時のポンド円とユーロ円を見てください。

矢印の数字は、エンベロープのゾーンです。ポンド円は、最大でゾーン④まで到達しました。ユーロ円は、最大でゾーン⑤まで到達しています。わたしは、クロス円の逆張りは、ゾーン①②はスルーする事が多く、ゾーン③④⑤を土俵にしています。理由は、今回のようにドルストレートとクロス円が同じ方向へ走ると、ものすごく値幅が出るからです。

エンベロープのゾーンが一番期待値高いのは、次のゾーンまで引き付けて逆張りすることです。たとえば、ゾーン①で逆行したら、再エントリーはゾーン②まで引き付けることです。ゾーン③で逆行したら、ゾーン④まで引き付けます。オーバーシュートするまで待ては、期待値は高いです。これが基本で、これだけは、いつも頭に入れて逆張りしています。あとは、どこまで売買シグナルを緩めるか、ということでしょか。

同じゾーンでも、長いローソク足が出たらエントリーしてもいいでしょう。ただ、クロス円の場合は昨日みたいに値幅出るので、注意です。ドルストレートとクロス円が同じ方向に走った時は、もともとの売買シグナルに忠実になり、かつ、ゾーン③④⑤でトレードするようにしています。これで負けたら、そのトレンドは勝てないトレンドだった、というだけです。全トレンドで勝てないですからね。

結局は相場に合わせて判断するのですが、その判断を事前に言うことができないのがもどかしいところです。記事を見て頂いても、似たような相場はあっても、同じ相場は無いと思います。

北朝鮮が非核化もOK、みたいなヘッドラインは少なくとも2017年は無かったですし、今日もどんな相場になるか分からないですね。いろいろな相場に対応するために、頭の中では、常に相場のスイッチを入れておくことでしょうか。