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デイトレード|複数のテクニカル根拠

今日は雇用統計ですね。ドル売りトレンドの最中ですので、その流れがどうなるのか気になります。ドル円は今週上昇していますが、ネックラインを上抜けるなどの、下降トレンド否定が無いので、まだ戻しの最中です。

1時間足を見てください。

昨日は、Cが最高値です。
このCは、ABの下げ幅のちょうど半値戻しになります(フィボナッチ50.0%)。また、白丸と同じレベルで、レジスタンスラインでもあります。移動平均線を見ても、200EMAを上抜けかどうかにきてて、ここを上抜けると下降トレンドは否定されるポイントです。逆に、強いネックラインということになります。

ネックライン付近でどのような値動きをしていたのか、Cの前後を1分足で見てみます。

20:30にネックライン手前まできて反転しています。
ABCDと高値を切り下げ始めいています。1分足だけみると、何でもない切り下げですが、1時間足で相場環境を見ておくと、ネックライン手前で確実に止められたと分かります。

私は、デイトレードの場合でもトレードルームにいるときはこのような1分足を見て、ポジションを取るようにしています。天井でショートできれば一番いいですが、今回のような根拠が強いポイントでは、たとえ1分足でABCDの切り下げを確認しなくても、リスクリワードを計算すればショートしても適切なトレードになります。損切りが一番少なくなるポイントですからね。(確実なのはAを確認してからですが。)

長い時間軸で環境把握してから、短い15分足とかで値幅取ったりライン引くと、なるほどって自分で思えるラインが引けることが多い気がします。