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2種類の修正波|ローソク足分析

週開けのドル円、クロス円はアジアのスタート前から買いが強そうです。先週の金曜日の急落は、たんなる調整でしょうか。一週間終わってみないと分かりませんが、基本的には上昇トレンドですから上げるならロングしていきいチャートです。

さて、金曜日の急落時で、スキャルピング目線で見てみます。先週の記事で、短期トレンドは3本戻したらヒントになると書きました。

ドル円で見てみます。
15分足で見ると、A箇所です。ネックラインを下抜け、急落しています。

ここを1分足で見ると次のチャートです。

ABCが戻り局面です。
短期トレンドの場合、ローソク足数本が戻りとなり、ぐんぐん下げています。結果として15分足では長い陰線が何本も連続します。15分足だと気付きませんが、1分足では必ず戻しがあり、それがとても短いということです。

Aは4本の陽線から下降トレンド回帰、
BCは2本の陽線から下降トレンド回帰です。

どちらも3本ではありませんが、数本の戻りからトレンド回帰という流れなので、戻りを意識していれば気付けるのではないでしょうか。また、Dは戻りですが、チャートパターンです。トリプルトップにみえますが、1時間近くもみ合っており、数本のローソク足とは全く違う戻り方です。2種類の戻り方があると認識しておきたいです。

ただ、いざトレードするとなると恐怖やポジションの有無、準備不足などでエントリーにたどり着けない場合も多いです。それは仕方ないかなと思います。私も、ドル円ショートをAでイグジットしたばかりでした。

本来Aからショートすべきなのに、実際にはイグジットしていますから、逆の行為をしています。どうしても利益を確定しておきたいという気持ちが先行した結果です。イグジットしたのにすぐに同じ方向へ(ショート)エントリーするのというのは、イグジットした行為が否定されてしまうため、できませんでした。

後付けでも、チャート分析はしておけばOKかなと思います。チャート分析とメンタルが合致したとき、トレードはかみ合うものです。そうなったときに、実戦では勝てれば良いかなと思っています。トレード内容は別にして、短期トレンドの数本の押し目や戻りはチェックしておくと良いかもしれません。