チャート分析の一つに、ネックラインを意識する方法があります。画像はポンド円の5分足で、昨日1日分のチャートです。
価格は一方向に進む事は無く、上下動しながらトレンドを形成してチャートの形が出来上がります。その過程で、必ずネックラインができて、そのネックラインをブレイクしてトレンドを強めます。もしくは、ネックラインで価格が跳ね返って反転します。シングルボトム、ダブルボトム、トリプルボトムをつけるとネックラインが形成されます。
このネックラインが直近の節目となり、価格が反転するかブレイクするか相場が動きます。画像を見ると、1日の中で何回もネックラインを作って相場が動いているのが分かりますね。1分足でも1時間足でも同じ見方ができますので、お勧めです。トレンドラインやチャネルラインを引いて大きな流れを把握したら、次は細かいネックラインを引くのもお勧めです。
昨日はポンド円のネックラインが分かりやすかったので、少し取れました。1分足のスキャルピングに生かすなら、大きめのネックラインの時は順張りで入り、ブレイク後の逆張りはじりじり相場に注意したりします。また、ブレイクせずに反転すると、跳ね返りも強いのでそのあたりも見ています。
ネックラインはサポートライン・レジスタンスラインでもあり、節目でもあります。