20代のころ、「週末起業」という本を読み、その内容に衝撃を受けた記憶があります。会社に依存するのではなく、副業をして収入源を増やしましょうという、今では当たり前のことが書いてあります。当時は、本業以外で副収入を得たいと考えていて、いろいろな副業を試していました。そういった行動に対して、強く背中を押された感じでした。

副業はどれもうまくいかなかったのですが、その理由は、本業が忙しく時間が取れないことや、結局のところ時間を切り売りするビジネスしか思い浮かばないからです。土日や夜間でもできることはないかと考えた時、FXがぴったりでした。

週末ならぬ「夜間起業」です。会社を作りビジネスモデルを投資にすれば良い。投資対象はFXです。何が何でも勝ち残ろうと意気込んでいました。この本を読んでいなくても、FXはやっていたと思いますが、行動を起こすきっかけになったことは確かです。

投資は、成功するまでの道のりが長く、極めて難しい世界です。高いモチベーションをキープし、行動し続けなければ、すぐに挫折してしまいます。また、外部から刺激を受けないと、なかなか行動できないものです。自分の力だけで投資の道を切り開くのは困難です。

現代は、SNSに情報があふれており、さまざまな成功パターンを目にすることが可能です。投資家の成功モデルを多く見ることで、将来なりたい投資家像をイメージすることができます。なんとなくモチベーションが上がらない時期は、まずはどんな投資家になりたいかをイメージすると良いかもしれません。

FXを始めた時、私がなりたかった投資家像は次のとおりです。

20代:30歳までに1億円をFXで稼ぐ
30代:40歳までに3億円稼ぐ
40代:5億円を達成してFIRE

結局、どれも無理でした。
30歳は、1億円どころかリーマンショックで大損して全財産を失いました。それから少しは上手くいくものの、40歳になった時も2億円にも到達せず、これからFXのみで3億円や5億円を短期で目指すのは、かなりリスキーだと感じました。もし負けた場合、人生を立て直すことができない年齢です。20代と30代の理想像を叶えることができず、現実をつきつけられました。

そこで、配当か賃料収入のようなインカムゲインを得ることを考えました。それから8年の間に借入というレバレッジをかけ、不動産をいくつか買い、現在はインカムゲインを得ています。結果的には、これが良かったです。インカムゲインがあると、収入基盤ができるので、FXも長く続けることができます。

「週末起業」を読んだからここまで到達できたわけではありませんが、会社に依存せず、副業をスタートして本業の収入をこえ、いずれ本業にするという行動パターンは、今でも通じるものがあると思います。比較的短期で億万長者になるには、副業をするしかありません。FXはそれに最適です。投資ならFXだけでなく、いろいろあります。

今の行動が正しいかどうかは、10年や20年先にわかります。FXを始めたことで、儲かるかもしれませんし、損するかもしれません。どちらにしても、後悔はしないよう行動は起こしましょう。