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知識と勇気|資産運用に必要な2つの要素

2000年の大卒初任給は20万円。
わたしが就職活動をしていた頃です。当時は就職氷河期で、大学生だった自分もつらい記憶しかありません。なんとか受かった商品先物会社の初任給は、手当などがついて22万円位だった記憶があります。

それから2020年ころまで、日本の初任給は20万円が基準という認識でした。しかし、ここにきて初任給が30万円とか。時代がかわる予感がします。

そして、最近読んでいる小説で、大卒の初任給が3万円という描写がありました。いつの時代と思いきや、小説が刊行されたのは昭和40年台。私が生まれる数年前です。自分が生まれた頃の初任給が、数万円だったことに驚きです。

コロナ禍以降、インフレや円安など、円の価値は下がっています。給料が上がっているとはいえ、最低限の上昇幅なのでしょう。まともに働いてもお金持ちになることができない時代です。NISAの拡充や老後資金問題など、資産運用を積極的に行ない、自分でお金を増やす時代にもなりました。

一昔前だと、投資をしていると怪しく思われ、財テクや下品などと揶揄され『お金=汚いもの』というイメージが強かったです。今は、金融庁が資産運用立国をかかげるほどメジャーです。今後、社会人になったら資産運用をするのが当たり前になっていくのでしょう。運用をしていない人は取り残され、『資産格差』『運用格差』が広がるはずです。

FXの世界では、SNSで『派手なパフォーマンス』『豪快なポジション』を見せたり、『誰が爆益で誰が退場か』という、良くも悪くも『すごいトレーダー探し』が行われます。そういう他人のトレードをはた目に、自分は地道に運用スキルをつけていくしかありません。

株かFXか暗号資産か、それとも不動産か。どれを投資対象にするにしても、運用スキルは絶対に必要です。数十年たてば、今の資産運用の価値観や常識は全く変わっているのでしょう。しかし、必ず必要なのは『適切な知識と運用する勇気』ではないかと思います。自分自身を振り返ってみると、FXだけでなく株と不動産も運用していますが、やはり知識が土台になっています。あとは、やってみる勇気です。

時間をかけて調べたうえで、いろいろとシミュレーションしてみる。FXなら、様々なインジケーターや時間軸、通貨ペアや手法をシミュレーションすることができます。FXは、やってみないとわからない投資ではなく、実は期待値通りのとおりの結果になっているのです。まぐれで勝ち続けることも、負け続けることがないからです。相場観だけでトレードしていると、損益変動が激しさに耐えられなくなったり、スプレッド負けします。お金をかける前に、シミュレーションしてみましょう。

今後は、ますます資産運用することが当たり前の時代になるので、FXならFXで地に足の着いたスキルを身につけましょう。適切な知識とシミュレーション、そして勇気でしょうか。周りと比較すると、焦ったり欲深くなるなど自分を見失います。本腰を入れて資産運用ができなくなります。競争することは大切ですが、資産運用は他人と比べるのではなく自分のペースで行ないましょう。