ポンド円が年初来高値を更新し、今週は高値圏でレンジ状態です。
強いのは円に対してであり、対ドルでは非常に弱いです。円がとにかく弱いということになります。ポンド円は年初来高値、一方、ポンドドルは年初来安値とはいいませんが、安値圏でもみ合っています。日足を見てください。
同じポンドでも、対円と対ドルでは、正反対の値動きです。
ポンドをひとくくりにしてトレードしてしまうと、的外れのトレードをしてしまうので注意が必要です。ドルストレートとクロス円をしっかり比較しながらトレードしていきたいです。ポンドドルは、水平ラインがダブルボトムのネックラインっぽくなっているので、レジスタンスになるでしょう。
ポイントは、Aです。フィボナッチファンを引きましたが、ちょうど下げ幅の角度に対して半分のトレンドラインとぶつかるので、小休止にはいい箇所です。横と斜めのラインをぶつかる箇所は、強いレジスタンスになります。Aは、あと1ヶ月後くらいです。
そう考えると、今はもみ合いの時期です。
暴落から全戻しをしてダブルボトムを形成する。典型のパターンです。ダブルボトムになるかどうかはわかりませんが、ネックラインを形成してくる可能性は高いと思います。
トレンドが小休止のときは、下位足では上下の揺り戻しが激しくなるので、順張りも逆張りも往復ビンタをくらいやすいです。トレーダーをやっていると、毎日トレードして利益を上げるのが仕事と考えてしまいます。しかし、トレードは毎日しなくても良いと思います。ポジションを持つのは儲けるために行いますが、勝てるポイントは頻出するわけではありません。動かない時期は、相場と同じようにひたすら待っていれば良いと思います。毎日トレードする必要はありません。ただし、チャートは毎日見ること、でしょう。チャートは毎日見ておかないと、追いかけていた分析が途切れてしまいます。
特に、短期売買は、ポジションをもってこそ成り立つ側面があります。勝ちトレードを積み重ねるため、必然的に無駄なポジションも多くなるので、注意したい点です。私も、あくまでも利益を上げることが主体で、トレードそのものに意味を見出さないようにとめています。方向感がないときは、トレードを控えることでOKと思います。チャート見てるのにトレードしないのは、何ともつまらないのですが、長い目で見るとポイントを絞ってポジションを持った方が効率は良いと考えています。